11月14日は世界糖尿病デー

ページ番号1020848  更新日: 2025年10月27日

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11月10日から11月16日は「全国糖尿病週間」

11月14日「世界糖尿病デー」を含む1週間を全国糖尿病デーとしています。

平成 28 (2016)年の国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」が約 1,000 万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」が約 1,000 万人であり、糖尿病有病者数と予備群を合わせると約 2,000 万人です。

「糖尿病の可能性が否定できない人」は、平成 19(2007)年をピークに減少傾向ですが、「糖尿病が強く疑われる人」は依然増加傾向で、人口構成の高齢化や肥満者の増加に伴って今後も増加することが予測されています。

糖尿病はゆっくりと時間をかけて進行する病気です。

この機会に生活習慣を見直してみましょう。
 

糖尿病はどんな病気?

糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌量や働きが低下することで、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が続く病気です。

自己免疫が要因となる「1型糖尿病」と、肥満・運動不足・ストレスなど生活習慣が要因となる「2型糖尿病」があります。

日本人の糖尿病の95%以上が「2型糖尿病」です。

 

主な症状

のどが渇き、たくさん水分を飲む。

たくさんおしっこが出る。

体重が減少したり、体がだるいと感じたりすることがある。

インスリンの効きの低下と血糖値の増加は、体の血管を傷つけ、さまざまな臓器障害を引き起こします。

早期発見・早期治療が大切です

糖尿病の初期には自覚症状がほとんどがないため、気づかないうちに病気が進んでしまう恐れがあります。

血糖値が高い状態を放っておくと、腎症・網膜症・神経障害(糖尿病の3大合併症)を引き起こします。心筋梗塞や脳卒中も起こしやすくなります。

生活習慣の改善と治療の継続により、血糖値をコントロールして合併症を予防することが大切です。

糖尿病予防のポイント

食生活

野菜
野菜をたっぷり食べよう

(1)適量(食べ過ぎない。適正体重を維持する。)

(2)バランス(主食・主催・副菜をきちんと食べる。野菜をたっぷり摂る。甘い物・脂っぽい物は控える。)

(3)リズム(1日3食決まった時間にゆっくりとよく噛んで食べる。)

(4)アルコールを飲みすぎない。適量を楽しく飲む。

運動習慣

ウォーキング
10分間多く歩くことでプラス1,000歩

(1)無理せず、楽しんで続けられることから始める。

(2)現在の運動量より10分多く体を動かすことを心がける

 

その他

(1)ストレスをためない

(2)禁煙 

(3)1年に1度の健康診断

などが予防につながります。

 

全国糖尿病デー・世界糖尿病デーとは?

11月14日が「世界糖尿病デー」なのはなぜ?

11月14日は、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとして顕彰しています。

シンボルマークの意味は?

世界糖尿病デーのキャンペーンには、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が用いられます。

これは、糖尿病に関する国連決議が採択された翌年2007年から使われるシンボルマークです。

国連やどこまでも続く空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」をデザインし、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。

お問い合わせ

健康部 健康政策課 健康政策係
〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第一庁舎1階5番
電話:03-3908-9016
健康部 健康政策課 健康政策係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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