お茶の水女子大学との連携事業

ページ番号1019970  更新日: 2025年10月28日

印刷大きな文字で印刷

食品ロス削減に向けたお茶の水女子大学との協働プロジェクト始動!

~お茶の水女子大学SDGs推進研究所とのコラボレーション~

北区では、食品ロス削減へのさらなる意識向上と消費者の食べ残し削減等の取組みを進めるため、お茶の水女子大学SDGs推進研究所と具体的な事業案を検討する協働プロジェクトを始動しました。
令和7年5月から12月までの間に月1回程度集まり、お茶の水女子大学SDGs推進研究所の学生委員と一緒に、大学生ならではの新鮮な視点を取り入れた具体的な事業案を検討していきます。
 

活動の様子

進捗報告会

日時:令和7年10月14日(火曜日)16時00分~17時00分
場所:オンライン
参加者:学生委員2名、北区職員3名
 

オンラインミーティングの写真
オンラインミーティング(進捗報告会)の様子

進捗報告会では、「北区版食べきり協力店(仮称)」の制度案について、飲食店等から意見を収集するため、学生委員が作成したアンケート案を共有し、意見交換を行いました。
また、他の自治体の要件設定状況について情報共有を行い、北区独自の制度要件とは何かについて、議論を深めました。
今後、飲食店等へのアンケートを通して集めた声を反映し、制度案をさらにブラッシュアップしていく予定です。

次回予告:制度案に対するリアルな意見はどうだった?
 

第4回ワークショップ

日時:令和7年9月19日(金曜日)14時00分~16時00分
場所:北区役所TIC王子ビル 会議室
参加者:学生委員6名、北区職員3名
 

1 制度内容に関する検討
今回のワークショップでは、「北区版食べきり協力店(仮称)」の具体的な制度内容について、ブレインストーミングを実施しました。
学生委員からは、北区独自の要件として「各飲食店の客層に合わせた啓発活動の実施」や「従業員向けの意識啓発の実施」など、学生ならではの新鮮なアイデアが続々と提案されました。
また、登録事業者のメリットを考えた「取組状況に応じた特典の提供」、「事業者同士が情報交換できる場の提供」など、具体的な提案が活発に交わされ、制度案の骨子について意見交換を行いました。
 

2 飲食店へのアンケート実施に向けた検討
ワークショップで検討した制度要件やメリットに対する飲食店の意見を収集するため、アンケートの実施を決定しました。
今後、アンケート内容を具体化し、実施に向けた準備を進めていきます。

次回予告:アンケート内容を考えよう!

第3回ワークショップ

日時:8月8日(金曜日)14時30分~16時30分
場所:お茶の水女子大学 会議室
参加者:学生委員6名、北区職員5名

中間発表の写真
中間発表の様子

1 これまでの活動の振り返り
学生委員より、これまでのワークショップでの話し合いやインタビュー結果をまとめた中間発表が行われました。
また、事業系食品ロスの現状についても整理され、「事業活動(食材の仕入れから調理、提供、廃棄に至るまで)の過程で発生する事業者起因の食品ロス」、「消費者の食べ残し等で発生する消費者起因の食品ロス」の2つに分けて説明がありました。
さらに、他自治体の事例として、食べ残し削減を目的とした「食べきり協力店制度」があり、消費者起因の食品ロスにアプローチできることが挙げられました。一方で、この制度では事業者側が登録するメリットが少なく、登録後に自治体から十分なフォローアップが行われていないといった課題があることも共有されました。
 

2 制度(案)の検討
食品ロス削減の現状と課題を踏まえ、他自治体の「食べきり協力店(仮称)」制度を参考にしながら、北区ならではの独自要件を追加した「北区版食べきり協力店(仮称)」制度の導入案を検討しました。
この制度では、単なるポスター掲示や声かけといった消費者への意識啓発に留まらず、事業者自身の業務改善につながる取組みを促す制度とする方向でまとまりました。具体的には、事業者のコスト削減や業務効率化に直結する具体的な要件を設けることで、事業者にとってのメリットを感じられるような仕組みを検討していくことになりました。
今後は、「北区版食べきり協力店(仮称)」の制度の具体的な要件について、詳細にまとめていく予定です。
 

次回予告:「北区版食べきり協力店(仮称)」の要件を決めよう!

第2回ワークショップ

日時:7月15日(火曜日)15時00分~16時45分

場所:お茶の水女子大学 講義室

参加者:学生委員5名、北区職員2名

1 インタビュー結果の共有

学生委員より、食品事業者へのインタビュー結果について発表がありました。
飲食店や惣菜店等では、調理の工夫や賞味期限が近い食材の加工など、食品ロスを減らすための様々な努力がなされていることがわかりました。
一方で、それでも一定程度の食材・食品の賞味期限がきれてしまうことや、お客さんの食べ残しなど、努力しても避けられない食品ロスがあることもみえてきました。

ワークショップの写真
ワークショップの様子

2 ワークショップ

インタビューの結果をもとに、食品ロスの課題解決につながる効果的な施策について、ブレインストーミングを行いました。
学生委員からは、「食品ロスに関する取組みの見える化」や「提供段階での顧客とのコミュニケーション強化」など、アイデアが次々と飛び出しました。
今後、これらのアイデアをさらに深堀し、食品ロス削減に向けた具体的な施策案としてまとめていく予定です。

次回予告:どんな施策が効果的?
 

進捗報告会

日時:6月30日(月曜日)10時40分~11時40分
場所:オンライン
参加者:学生委員2名、北区職員2名

インタビューの写真
インタビューの様子

前回のワークショップにおいて「”事業者”に向けてアプローチすると食品ロス削減につながるのでは?」との意見が多く寄せられたことから、飲食店や惣菜店等へのインタビューを実施することに。

進捗報告会では、学生委員から既に実施したインタビューの様子について報告がありました。インタビューでは、飲食店や惣菜店等に従事されている皆様が日頃感じている食品ロスの現状、食品ロス削減に対するお考えや課題についてお話をお伺いできたとのこと。また、今後実施するインタビューに向け、学生委員と質問内容のブラッシュアップを行いました。
今後、インタビューで得られた貴重な生の声をもとに、食品ロスの現状と課題を探っていきます。ご協力いただいた関係者の皆様、貴重なご意見をありがとうございました。

次回予告:食品ロスの現状と課題はなんだろう?
 

第1回ワークショップ

日時:5月23日(金曜日)13時~15時
場所:お茶の水女子大学 会議室
参加者:学生委員6名、北区職員4名

オリエンテーションの写真
学生委員からの発表

1 オリエンテーション
ワークショップ開始にあたり、学生委員のみなさんに北区について理解を深めてもらうため、北区の概要や食品関連事業者、既に取り組んでいる食品ロス対策等についてオリエンテーションを行いました。

2 アイデア共有
学生委員より、事前に調べてきていただいた、食品ロス削減に向けた各自治体の取組や消費者目線の意見・アイデアについて発表がありました。

ディスカッションの写真
ワークショップの様子

3 ワークショップ
発表内容も踏まえ、食品ロス削減に向け、特に重要だと思う課題やアプローチすべき点について、ブレインストーミングを行いました。出された意見を対象者ごとに分類し、食品ロス削減のため「どの対象者にアプローチするとより効果的か」意見交換を行いました。学生委員からは「”事業者”に向けてアプローチするとより食品ロス削減につながるのでは?」といった意見が多く寄せられました。

次回予告:飲食店に生の声を聞いてみる!?

お問い合わせ

生活環境部 リサイクル清掃課
〒114-0002 東京都北区王子1-12-4 TIC王子ビル2階
電話:03-3908-8538
生活環境部 リサイクル清掃課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

このページの先頭へ戻る