【活動の様子】事業系生ごみを減らそうプロジェクト(令和7年度実証実験)
区では令和7年度、事業系一般廃棄物の減量に取り組むため、区内中小飲食関係事業者と協働し「事業系生ごみを減らそうプロジェクト」を実施しています。
実証実験内容
生ごみ減量に向けた検討の実施
区と参加事業者が協働して結成するプロジェクトチーム(PT)で、生ごみ減量方法の検討(店舗従業員向け分別掲示物の内容検討、生ごみ減量に関する講習等)を行います。※PTは概ね月1回、年内に5回程度実施予定
生ごみ減量の実践
PTで検討した内容を踏まえ、自店舗で1カ月程度、実際に生ごみ減量に取り組みます。なお、比較のため本取り組みの前に、通常時の生ごみ排出量の測定も1カ月程度行います。
バイオマスリサイクルの実施
生ごみ減量に取り組んだうえで発生した生ごみについては、バイオマスリサイクルを行います。バイオマスリサイクルに係る収集運搬・処理委託費用については、区が全額を補助します。※上限105,000円
参加事業者
公募により、以下の区内中小飲食関係事業者4者を採択しました。
- 株式会社ウカレエンタテイン
- 株式会社エスティサービス
- 一般社団法人東京北区観光協会
- 株式会社みのりプロジェクト
令和7年8月1日付けで北区、各飲食関係事業者、株式会社要興業及びバイオエナジー株式会社の4者で『「事業系生ごみを減らそうプロジェクト」の実証実験実施に関する協定』を締結しました。
株式会社要興業においては、各飲食関係事業者が排出する生ごみの収集及び資源化工場への搬入を行います。
バイオエナジー株式会社においては、搬入された生ごみを資源化工場にてバイオマスリサイクルを行います。
活動の様子
第5回PT(最終報告会)
日時:12月15日(月曜日)13時30分~14時20分
場所:TIC王子ビル2階会議室B

1 生ごみ減量策の実施結果について
11月に各飲食店において実施した、生ごみの減量策について共有がありました。具体的には、仕込み時に調理くずを減らすためのオペレーションの実施や食べ残しの持ち帰りの呼びかけなど、従業員や消費者向けの減量策を実施したとのこと。
なお、排出された生ごみは、資源化工場にてバイオマスリサイクル処理を行いました。
各飲食店からは、「実証実験を通し、生ごみの減量や食品ロスについて意識が高まった」との声が寄せられました。
一方で、生ごみの計量結果については、今回の参加店舗では元々の生ごみ排出量が少ないことから、減量効果を数値化することが難しいという結果となりました。
2 実証実験から見えてきた課題
今回の実証実験を通し、各飲食店から、課題も浮き彫りになりました。生ごみの減量については、食べ残しを持ち帰る際の衛生面のリスクや持ち帰り容器のコスト面が挙げられました。また、生ごみのリサイクルについては、リサイクルコスト(廃棄物の収集運搬・処理費用)の経済的負担や分別・衛生管理の人的負担、再生利用に関する付加価値の認知・理解不足などが挙げられました。
また、日本女子大学家政経済学科の小林教授からは、「消費者にとっての価値観と事業者にとってのメリットをうまく一致させることで、生ごみ減量のより効果的な取り組みが可能になる」とのアドバイスをいただきました。
今後、区において実証実験の結果を検証し、今後の施策展開に活かしていく予定です。
第4回PT
日時:11月17日(月曜日)11時00分~12時00分
場所:オンライン
1 進行中の生ごみ減量策について
11月からスタートした生ごみ減量策について、参加している各飲食店から進捗状況の報告がありました。
各店舗では、野菜や魚の切り方を工夫したり、お客さまに食べ残しを減らすよう呼び掛けを行うなど、生ごみ減量のための具体的な取組みを行っているとのこと。
また、日本女子大学家政経済学科の小林教授より、今後さらに生ごみを減らすための取組みについて、アドバイスをいただきました。
2 バイオマスリサイクルについて
本プロジェクトでは、生ごみの減量とともに、生ごみのバイオマスリサイクルにも取り組んでいます。
11月は、生ごみを通常の可燃ごみから分別し、通常時とは別のルートで収集しています。集めた生ごみは、資源化工場にてバイオマスリサイクル処理が行われています。
今後は、実験結果をもとに生ごみ減量の効果や課題について検証を行っていく予定です。
第3回PT及び工場見学
第3回PT
日時:10月21日(火曜日)10時30分~11時30分
場所:オンライン
1 生ごみ量の現状について
10月より各飲食店にて通常時の生ごみ量を計量しています。今回のPTでは、計量結果について中間報告がありました。計量結果をみると、食材の仕入れから調理、提供、廃棄に至るまで、どの過程でのごみ量が多いか、各店舗における傾向がみえてきました。
2 生ごみ削減に向けた減量策の検討
計量結果を参考に、11月から実施する具体的な生ごみ減量策について、検討を行いました。
また、日本女子大学家政経済学科の小林教授より、実践的な減量方法について、アドバイスをいただきました。
11月からは、減量策の実施と並行して、生ごみのバイオマスリサイクルにも取り組んでいきます。
食品リサイクル施設の工場見学
日時:10月29日(水曜日)13時00分~14時00分
場所:バイオエナジー株式会社
生ごみを資源として活用する仕組みを学ぶため、大田区にあるバイオエナジー株式会社を訪れました。
施設では、生ごみが搬入され、生ごみから発生するメタンガスを活用し、電気や熱のエネルギーに変換する工程を見学しました。
実際のリサイクルプロセスを目のあたりにし、生ごみの資源化についての理解を深める貴重な機会となりました。
第2回PT
日時:9月30日(火曜日)13時30分~14時45分
場所:TIC王子ビル2階会議室B
1 生ごみ削減への第一歩~具体的な仕組みを学ぶ~
今回のPTでは、各飲食店から排出される生ごみの量を測定する方法や収集、リサイクルの仕組みについて、要興業株式会社、バイオエナジー株式会社より具体的な説明を受けました。
また、日本女子大学家政経済学科の小林教授からは、食品ロス削減のための好事例について、お話いただきました。
2 生ごみ削減に向けた現状の把握
10月からは、各飲食店において、通常時の生ごみ量を測定し、生ごみ削減に向けた現状を把握する取組みを本格的に進めていきます。各飲食店の業務過程(食材の仕入れから調理、提供、廃棄に至るまで)のどの段階で生ごみが多く発生しているのかを分析し、今後の生ごみ減量策を考える上での重要な参考データとして活用する予定です。
第1回PT

日時:8月6日(水曜日)10時00分~11時30分
場所:TIC王子ビル2階会議室B
1 自己紹介
PT始動にあたり、各店舗で提供している料理の種類や客層など、各店舗の特色について紹介いただきました。また、「PTで勉強しながらごみ減量に取り組みたい」「ごみ減量についてスタッフの意識向上も図りたい」といった本PTへの意気込みもお話しいただきました。
2 ごみ減量の意義の共有
ごみ減量の意義とは何か、改めてPTメンバーで考えてみました。「温室効果ガスを減らし地球環境を守るため」「ごみ処理にかかる経費を減らすため」「限りある埋立処分場を長く使い続けるため」など、ごみ減量の必要性を再認識しました。
3 講演
日本女子大学家政学部家政経済学科の小林富雄教授に、「外食産業における食品ロスの現状」について講演いただきました。講演終了後の質疑応答では、食品小売業における食品ロスの現状や、PTメンバーの現在の取り組み(調理方法の工夫など)についても、情報交換が行われました。
お問い合わせ
生活環境部 リサイクル清掃課
〒114-0002 東京都北区王子1-12-4 TIC王子ビル2階
電話:03-3908-8538
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