令和8年区長年頭の挨拶

新年あけまして、おめでとうございます。令和8年の新春を迎えるにあたり、皆さまに謹んでご挨拶申し上げます。
本日はこのように、区内各界の皆様にご臨席を賜るとともに、賀詞交歓会オンライン中継をご覧の皆さまにも、新年のご挨拶をできること、大変、ありがたく嬉しく思います。皆さまには、北区政に対し、日頃から、温かいご支援と、ご協力をいただいておりますことに、心から厚く、御礼申し上げます。いつもありがとうございます。
また、本日は、国会、都議会、区議会議員の皆さまをはじめ、多くのご来賓の皆さまにご臨席を賜りました。誠にありがとうございます。
さて、昨年は「参加型で広がる年」として、様々な分野の垣根や役割を越えた横断的な取り組みを進め、3つのリーディングプロジェクトと7つの主要政策を展開してまいりました。具体的には
●経済対策として、区内共通デジタル商品券しぶさわくんPAYの2回にわたる発行支援、起業家や地域のプレイヤーの支援・交流拠点となる赤羽イノベーションサイトの開設。
●行かない、書かない、待たない窓口に向けた取り組みとして、オンライン施設予約の構築や、キャッシュレス決済の拡充。
●子どもたちが自らの声を区政に届ける子どもの権利委員会からの政策提言や、学校防災の強化。
●地域防災力の向上策として、防災士100名の育成支援。
●まちづくりでは、十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の完了に伴う、十条のまちびらき。
●動物との共生では、ドッグランの開設。
●医療・福祉では、肺がん検診の拡充や、高齢者等の熱中症対策として、エアコン購入費補助。特別支援学校におけるレスパイトケアの充実。
さらには、スポーツでは世界陸上やデフリンピックを区民の皆さまと盛り上げる様々な取り組みを行いました。
また、北区をさらに発信していく取り組みとして、公式ホームページのリニューアル。そして何といっても、北区の新たなブランディングメッセージ「きたいを超える東京北区通称ビヨンドK」を旗印に掲げ、北区の魅力の発信につなげてまいりました。
そして、令和8年は「区制80周年」の年度になります。「区制80周年に“新たな活力“を生み出す年」を目指し、地域を盛り上げる施策を展開してまいります。
まず、3つの「リーディングプロジェクト」についてです。
1つ目は、経済の循環や活性化です。デジタル地域通貨の発行など、区内産業や区民活動の新たな活力を生み出します!
2つ目は、若者、Z世代を中心とした施策の本格展開です。この実行力を高めるため、専管組織と基金を新たに設けるとともに「北区は若者の活躍を応援・支援するまちだ」そういったメッセージを明確に打ち出し、若者がいきいきと参加・活躍できる環境づくりを応援、支援してまいります。
3つ目は、福祉分野における「あんしん」や「いきがいづくり」です。新たに、プレシニア・シニア世代をメインターゲットに「地域共生社会の実現」に向けた事業を展開するとともに、高齢者等の熱中症対策や、シニアクラブの活動支援など行ってまいります。また、障害のある方への支援の充実として、障害者福祉センターの改築の検討に着手するとともに、障害者入所施設の整備に向けて、整備予定地の選定に取り組みます。
併せて、新たな活力の創出に向けた仕組みづくりとして、区と企業・大学・区民が持っているそれぞれの力・知恵などの「インテリジェンス」を効果的に結びつける公民連携のプラットフォーム整備を行います。
そして、区制80周年という節目に、皆さまからの公募と投票により北区初となる公式キャラクターを作り上げてまいります。併せて北区の総合計画である「中期計画」の改定に着手し、中・長期的な視点に立って、計画的に取り組むべき課題に対する施策をアップデートしてまいります。
次に、7つの主要政策における施策の一端を、ご説明いたします。
1つ目の主要政策「区民サービスNo.1の行財政改革」では、学校の跡地をはじめとする遊休施設・遊休地について、積極的な活用・有効活用の検討を加速させます。併せて、あらたな財源確保策として、ネーミングライツの導入検討を進め、持続可能な強い財政基盤の確立を図ってまいります。また、DX推進計画2025を着実に実行し、DX・AIのさらなる推進として、電子申請の拡充や、町会・自治会デジタル化パイロット地区事業の実施、Wi-Fi環境の整備など、区民施設を使いやすくしていく、区民目線のサービスの向上を実現してまいります。
2つ目の主要政策「子どもの幸せNo.1」では、子どもの体験活動の充実として、森林整備体験事業の拡充や、長期休業中の学童クラブにおけるお弁当配送料への支援など、子育て支援サービスの拡充にも取り組みます。
教育の分野では、子どもたちの「生きる力」を伸ばすため、アンガーマネジメント教育の全校実施、保護者サポートの充実として、教育関連経費の無償化、また、教員の働く環境の改善策として、教科担任制の拡充や、教育現場のDXを推進する教育DXアドバイザーの設置など、「教育先進都市・北区」ネクストステージをさらに進めてまいります。
3つ目の主要政策「つながる医療・福祉No.1」では、健康診査の充実として、新たに産婦健診と5歳児健診を開始します。また、北区地域包括ケア推進計画を策定するとともに、医療的ケア児等コーディネーターの拡充や、福祉タクシー券の支給対象者の拡大など、寄り添った支援に取り組んでまいります。
4つ目の主要政策「経済と環境の好循環を地域力で創出」では、まず地域経済の活性化として、新たな産業活性化ビジョンを着実に進めるため、地域連携型商店街事業など、商店街が地域と一体となって賑わいを創出する取り組みの支援や、創業支援、中小企業のデジタル化支援などにも力を注いでまいります。また、観光振興では、インバウンド向けの情報発信の強化や産業観光の推進を行ってまいります。
環境の分野では、各事業者の状況に合わせた食品ロス対策の推進や粗大ごみの資源化などに、取り組んでまいります。
5つ目の主要政策「安全・安心No.1の防災と北区強靭化」では、都市としての対応力や柔軟性などを高め、災害に強いまちを作るため、大規模災害時の在宅避難を強化する携帯トイレの全区民への配布や、マンション防災の推進に力を入れてまいります。また、動画を活用した分かりやすい情報発信を行い、水害時の避難行動の周知・啓発に努めるとともに、帰宅困難者対策の充実などにも取り組んでまいります。
6つ目の主要政策「100年先を見据えたまちづくり!」では、駅周辺のまちづくりを着実に進めてまいります。王子駅周辺まちづくりでは、情報発信の強化や社会実験の実施。赤羽駅・東十条駅周辺まちづくりでは、ガイドラインの策定や具体化を進めていきます。併せて、かわまちづくりでは、計画の推進に向けた整備内容等の実施設計を行い、エリアデザイン導入では、ガイドラインに基づく具体的な検討に入ります。また公園では、安全性の確保に加え、パークマネージャーの試行導入を行うなど、魅力向上に取り組んでまいります。
7つ目の主要政策「文化・芸術・スポーツを区民目線で活性化!」では、文化・芸術として「(仮称)芥川龍之介記念館」の令和9年開設に向け、直筆原稿の購入や記念グッズの作成など機運醸成に力を入れてまいります。スポーツの分野では、改定されたスポーツ推進計画の着実な実施に向け、ユニバーサルスポーツやアーバンスポーツなど、新たなスポーツの体験機会を提供するとともに、桐ケ丘体育館の改築に向けた調査やスポーツ施設の照明改修など、だれもがスポーツを楽しめる環境の整備に取り組んでまいります。
以上、令和8年に取り組む、主要課題の概要をお話させていただきました。
さて、昨年区では、新たなブランディングメッセージ「きたいを超える東京北区」を掲げました。区の豊かな自然、便利な交通機関、そしてなにより生き生きと活動する「人」がいます。この素晴らしい「環境」と「人」と「活動」を区民や企業、そして区内で活動される方など、北区を愛する全ての方々と、区の「魅力」を共有し発信していく、そのためのシンボルとして、新たなロゴマーク「ビヨンドK」が誕生いたしました。
令和8年度はさらに、アニメーションコンテストや企業コラボなど、このロゴを通じて北区をもっと好きになる仕掛けをご用意しています。ぜひ、皆さまもこのムーブメントにご参加ください。ロゴは、多彩な場面・活用に合わせて選べる100パターンをご用意しています。「この自然が好き」「この活動を知ってほしい」そんな想いと共に、好きな色のロゴを掲げてください。皆さまで北区ブランドを育てていきましょう!
結びにあたり、区民の皆さま、区政の推進にあたり二元代表制の一翼を担う区議会の皆さま、都議会議員、国会議員の皆さま、そして関係者全ての皆さま、「誰かひとりではなく、みんなが豊かさを感じることができる、あたたかな北区」実現に向け、「みんなで創る。北区新時代!」の取り組みに、引き続き、あたたかなご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、年頭にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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